純米吟醸 両宮山
古来より、吉備のうま酒と称された伝統を受け継ぐ、ソフトで旨口、上品な味わいの純米吟醸酒です。
古代吉備の国のロマン「両宮山古墳」
両宮山古墳は、5世紀後半に築造されたと推定される前方後円墳です。墳丘の周囲には二重の周濠が巡らされていました。(現存しているのは内濠のみです)
周濠を含めた全長は349mにも及び、大きさでは県下3位、全国でも39位の巨大古墳です。又、近くには外濠を共有していたと思われる倍塚の和田茶臼山古墳もあります。日本書紀によれば、463年吉備上道臣田狭(きびかみつみちのおみたさ)が、479年には美人の誉れ高い稚媛(わかひめ)と子息の星川皇子が、大和政権に対し反乱を起こしました。いずれの反乱も鎮圧され、以後、吉備地方に巨大古墳が築かれることはありませんでした。 今も満々と水をたたえる周濠のほとりに立つと、吉備国のかつての繁栄と歴史を巡る様々な出来事が思い起こされます。
両宮山古墳:岡山県赤磐市穂崎・和田。隣接して備前国分寺跡、足王神社等があります。両宮山古墳は平成30年に桃太郎伝説の構成文化財として日本遺産に認定されました。